伸学ゼミナール大井本校は湘光中にピタリと照準を合わせた授業内容。少人数制、演習指導で小学生から大学受験まで責任を持って指導します。

中学生コース

(90分×月4回) 授業回数:1コマ選択で年46回
少人数7名クラス 個別2名クラス
学年 1年 2年 3年 ---
1コマ 10,500円 10,500円 10,500円 14,500円
2コマ 19,800円 19,800円 19,800円 27,500円
3コマ 24,500円 24,000円 23,500円 38,000円
4コマ --- 27,000円 26,000円 ---
5コマ --- --- 28,300円
(27,000円)
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6〜7名クラス(90分×原則月4回) 授業回数:1コマ選択で年46回

中1: 1コマ授業時間90分、2コマ選択で毎週90分×2、3コマ選択で毎週90分×3
   ・英語、数学+理科国語+社会3コマからの選択になります。
      3コマ選択で5教科履修できます。
■料金:
1コマ選択10,500円 / 2コマ選択19,800円 / 3コマ選択24,500円
中2: 1コマ授業時間90分、2コマ選択で毎週90分×2、3コマ選択で毎週90分×3
4コマ選択で毎週90分×4
   ・英語、国語、数学、理科+社会 4コマからの選択になります。
      4コマ選択で5教科履修できます。
■料金:
1コマ選択10,500円 / 2コマ選択19,800円 / 3コマ選択24,000円
4コマ選択27,000円
中学コース1年以上通塾の場合、4コマ選択料金は27,000円

中3: 少人数コース最大5コマ選択で毎週90分×5
 ・教科(国語、数学、英語、理科、社会) ごとの5コマ選択になります。
■料金:
1・2コマ選択は同上 / 3コマ選択23,500円 / 4コマ選択26,000円
5コマ選択28,300円
通塾2年で5コマ選択料金は27,000円

個別クラス(90分×原則月4回) 授業回数:1コマ選択で年46回

他人との競争的環境の中で切磋琢磨するのが苦手な人、基礎から根本的にやり直したい人、国立高専・難関私立高の受験を考えている人向けに授業時間90分完全にサポートする完全個別です。
教科選択・教材なども、柔軟に対応できます。
  ■料金:
1コマ14,500円 / 2コマ27,500円
人間は社会的な存在であることは事実ですが、それ以前に自然的な存在であることを忘れがちです。

ヒトは自然内存在でありながら、自然のルールを逸脱してやまないとても過剰な存在者です。
ヒトは地球上の生物種としては新参者で、わずか数万年前にアフリカで誕生しその後世界各地に分散したと考えられていますが、その誕生のプロセスは依然として謎だらけです。

そもそも45億年前に超新星爆発を契機に太陽系が形成され、原始地球に生命が誕生したのはおよそ38億年前だと考えられています。原子や分子などが、どのように化学進化して「生命」へと質的な飛躍を遂げ、この地球に最初の生命が産声を上げるに至ったのでしょうか。
また、生命が誕生してから30億年の間はこの地球には単細胞生物しか存在せず、6億年前に多細胞生物が爆発的な進化を遂げる時期を迎えますが、何が単細胞生物から多細胞生物進化への引き金を引いたのでしょうか。

伸学ゼミナール大井本校|中学生コース・理科指導の教育方針いろいろ面白いストーリーが発案されていますが、未解明なことが多いのが実情です。
また別の視点で見ると、地球上の生物は1Gの見えざる重力に縛られ、1000hpという濃密な気体環境に抵抗しながら生きる定めにあり、地球大気が進化の途上で酸素濃度20%を恒常的に保ち続けることによって、酸素呼吸で効率よく有機物からエネルギーを取り出せる仕組みを備えるに至りました。

また、地球の内部が熱くかつ自転することで張り巡らされる磁力線のおかげで恐るべき太陽風から保護され、宇宙が急速に膨張しマイナス270度ほどに冷えているために、太陽の核融合エネルギーが太陽から絶妙な軌道にある地球にほどよく降り注ぐことが可能となりました。
このようにヒトが誕生し進化してきた環境は、ありきたりのものとは程遠くかなり特異で複雑な事象の積み重なりの結果であるようです。

理科は、物理・化学・生物・地学といった様々な切り口で、宇宙の誕生から太陽系の発生、原始地球を舞台とした生物と環境の共進化のプロセスを読み解いていきます。これが面白くないわけがありません。

学問する初発にある知的好奇心を強く刺激してくれる分野が理科だと思います。

塾の授業では、知的好奇心を刺激しながら対象について理論的に考えるという観点を重視して進めていきます。
中学の社会は、3年間で地理・歴史・公民の3分野についての基本的な知識を身につけることが課題ですが、それは今この時代にこの国に生を受けた者の務めとして、日本という国のこれまでの歩みに思いをいたし、さまざまな課題が山積する複雑な世界の中でこの国のとるべき方向について考えるとき、責任ある一公民としての教養・判断を持つことが避けられないからです。

民主主義国家の一員として、一人一人の判断がその国のひいてはその個人の運命を決定する鍵を握っているがゆえに公民教育はゆるがせに出来ません。

sr_06.jpg 今この国を支えている主要な産業は何か。
日本という国は何で稼いで食べているのか。
高齢化が進む農業、ものづくり産業の行く末、高度情報社会の光と影。
少子高齢化が進む中で1000兆に近い国家債務を抱え、社会保障制度は維持可能なのか。


自分の小さな衣食住が、商品・貨幣市場を通じて日本のそして世界のあらゆる産業とそしてそこに従事する人々に深くかかわる時代になりました。
今の時代を縦割りに見たときの複雑極まりない構造は、長い時間をかけてさまざまな意思と力がせめぎ合う中で形成されてきた造形物であって、今も刻々と流動やまない生き物のようです。その大きな流れの中に組み込まれ、生きざるを得ない個々人は、自分を取り巻く様々な出来事にどう対処すべきか絶えず問われ続けています。

すべての事象は歴史的に構成され重層化していますから、「今ここ」の理解に歴史的観点が不可欠な所以です。
歴史は一部のマニアの所有物ではありませんし、自分の偏狭な考えを裏付けてくれる便利な道具でもなく、現代社会と世界のありようを多少でも客観的に複眼的に見るための重要な観点だと思います。
そう堅苦しいことばかり連ねなくても、各地域にはそれぞれの産業、文化やしきたりがあり、また大きな自然、風土の香りが漂っています。そこのところを多少自覚的に感じ考察するのが地理・歴史でしょう。身近なところから出発して、いやおうもなく世界と深く関わっていることを知らされ、政治に関与せざるを得ないのが現代なのですから、小さな公民は殻を破って一歩を踏み出すのです。

かくして授業では、地理は、この国の現状を自然、人口、産業などの観点で輪切りにし、歴史は、時間軸に沿って人間が取り結ぶ社会関係がどのような変遷を遂げてきたかを省み、公民は、現代社会を理解するのに不可欠な政治経済の基本的な仕組みについて考察します。

それぞれ分かりやすく興味を持てるように解説し、Workを使って知識を定着させ記述問題にも積極的に取り組んでいきます。
日本語は、多くの日本人にとって、母国語として生まれたときからその中で感じ、考え、コミュニケ-ションしてきた媒体であり、まるで空気のような存在で意識的に獲得してきた対象ではありません。

中学で英語を学ぶことで始めて自分が自覚せず話したり書いたりしている言語の特殊性に気づく端緒が与えられます。
同じことを表現するのに英語と日本語ではなぜかくも違うのか、比較の対象を持つことで自分が育ってきた言語環境を相対化できる視点を始めて獲得できることになります。

小学校までは漢字、言葉の意味などの基礎知識をしっかりさせ日本語の基本的な運用能力を少しずつ高めていくことが主眼ですが、中学では英語という比較言語を持てる段階にきたのですから、より自覚的な日本語能力の開拓に向かう時期です。

sr_05.jpg その課題とは、ズバリ論説文・説明文が読めるようになることと書けるようになることです。
論説文・説明文は、自分の思いや考えを第三者に理解してもらうために必要不可欠な、普遍性の高い表現形式です。
文学作品の場合は、抜きん出た個性と並外れた言語感覚が必要かもしれませんが、論説文・説明文であれば特別な才能は要りません。にもかかわらず今の中学生の多くは論説文・説明文を大の苦手としています。

近年の急速な電子機器の普及で日本語がとみに口語化し、カタカナ混じりになり、奇怪な略文字化している影響で、多少ともフォーマルな場でのあらたまった表現に頭がついていかないようです。しかし、論説文・説明文の読解であれば、文章全体の要旨をつかむために形式段落ごとの内容要約をする、そのために何がキーワード、キーセンテンスなのかをマークするという具合にきちんと手続きを踏み、練習を重ねさえすれば必ず読み取れるようになるはずですし、書く場合も同様です。

自分の言いたいことは何か、それを第三者も納得できるような合理的な根拠を持って主張するわけですが、その際異なる立場の意見も踏まえながら、歴史的な視点、科学的な観点、大局的にして微細なアングルといった複眼思考を持って論を組み立てられれば面白いですしまた同時に大きな説得力を持たせることが出来ると思います。

時代は今このような確かな教養に基づく柔軟で明瞭な発信力を強く求めています。